かれんとオーシー
- 冬はノロウイルスに注意!!
大阪市中央卸売市場食品衛生検査所
令和5年の全国における食中毒患者数は11,803名でしたが、そのうち約5割がノロウイルスによるものです。ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、1年を通して発生していますが、多くが冬期(12月~1月)に発生しています。ノロウイルスは、感染力が強く、大規模な食中毒など集団発生を起こしやすいため、より注意が必要です。ノロウイルスによる食中毒は、主に調理従事者を介した食品の汚染により発生しています。
ノロウイルスには,アルコール消毒は有効ではありません。手に付着したウイルスは,手洗いによって取り除く必要があります。
ノロウイルス予防に効果的な手洗い方法である「衛生的な手洗い」を実践し予防に努めましょう!
一般的な感染症対策として、消毒用エタノールや逆性石鹸(塩化ベンザルコニウム)が用いられることがありますが、ノロウイルスを完全に失活化する方法としては、次亜塩素酸ナトリウムや加熱による処理があります。<参考>
〇厚生労働省 「ノロウイルスに関するQ&A 」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204 1.html〇厚生労働省 「感染性胃腸炎(特にノロウイルス)について」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/norovirus/〇大阪市 「ノロウイルス等による感染性胃腸炎にご注意ください!」
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000005538.html
- ふぐ有毒部位の廃棄について
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大阪市中央卸売市場食品衛生検査所
10月24日早朝、東棟1階にふぐのアラが放置されるという事例が発生しました。昨年も東棟地下1階一般魚あら置場にふぐの有毒部位が大量に捨てられている事例が発生しております。
ふぐ処理登録者が遵守すべき事項に、『除去したふぐの有毒部位は直ちに専用の容器に入れ、その容器を施錠すること。』と定められています。
ふぐの有毒部位を廃棄する際は、必ずふぐあら置き場の廃棄庫内に捨ててください。
また、廃棄庫内に入りきらない場合は、その場所に放置せず、いったん持ち帰り、施設内の専用保管庫(鍵付)で保管してください。今一度適切に保管・廃棄できているか見直しをお願いいたします。
- 「食の安全・安心」講習会開催のお知らせ
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大阪市中央卸売市場 企画課
今年度の講習会は、食中毒や異物混入等の危害の原因となるネズミへの対策について、市場内事業者の皆様により理解を深めていただくために、地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所より講師をお招きし、ネズミが与える衛生被害の実態についてわかりやすく講義していただきます。
市場内事業者の皆様の意識向上によって、中央卸売市場への信頼をより高めていくものとするための「食の安全・安心」講習会といたしたく、ご多忙のこととは存じますが、ぜひともご参加くださいますようご案内申しあげます。
記
◇開催日時 令和7年1月28日(火)11:00~12:00
※講習会終了後(12:00以降)希望者を対象に
30分程度の質疑応答の時間を設けます。
◇開催場所 本場 業務管理棟16階 大ホール
◇対 象 市場内事業者
◇参 加 費 無 料
◇テ ー マ 「知って防ぎましょう!ネズミが与える衛生被害の実態」
◇問合せ先 市役所 企画課 電話6469-7935
- 本場自衛消防訓練
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大阪市中央卸売市場本場
令和6年11月25日(月)に本場におきまして、大阪市中央卸売市場本場防火防犯交通協力会主催の自衛消防訓練が市場内事業者など71名の参加で行われました。
訓練は関連棟1階エスカレーター付近より出火したとの想定で行われ、まず、防災センターにて火災報知器の発報を受信、警備員と連携し被害状況把握のうえ消防署への通報を行う「通報訓練」と館内放送での避難指示により、全参加者が指定された4か所に一時避難したのち、市職員の誘導のもと、最終避難場所の関連棟南側駐車場へと避難する「避難訓練」をしました。
その後、参加者は福島消防署の署員6名の指導を受けながら、消火器の使い方を学んだ後、実際に水消火器を使って「消火訓練」を行いました。
また模擬煙を充満させたテント内に入る「煙体験」、そのテントから退避する「煙内退避訓練」を実施しました。これを機に参加者を通して災害が発生した際に皆さんが安全で速やかに避難できるよう避難経路の確認や消防設備前スペースの確保、また、本場においては令和6年11月1日より指定喫煙所以外での敷地内全面禁煙となっており喫煙マナーの徹底など多くの市場で働く方々に本場内における防火意識が高まることを期待しています。
- (株)うおいち 食育活動のご紹介
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2024年度 相愛大学「お魚料理教室」
2024年11月12日11月12日に2024年度相愛大学様にて「お魚料理教室」を長崎県漁業協同組合連合会様、長崎県大阪事務所と共催で行いました。 人間発達学部 管理栄養学科 1年生 合計45名に実習をしました。
本実習の趣旨は、「鮮度感」と「臨場感」という観点に重きを置きながら「大学・行政・生産者(漁師・漁業者)・販売流通(荷受)」の多様な主体と連携・協働して活動しています。また、「生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進」「持続可能な食を支える食育の推進」「「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進」の3つ重点事項を柱にSDGsの考え方を踏まえて、取組と施策を推進していることです。
食材は長崎県漁業協同組合連合会様から「養殖シマアジ」、長崎県様から「ブロッコリー・大根・人参・レタス・みかん・レモン・醤油」を提供いただき、メニューは「シマアジの刺身・炙り刺身 大根のツマを作ろう、シマアジのアラの塩焼き、長崎県産レタス・ブロッコリー・ニンジン ~レモンはちみつマリネ風」でした。
今回のレシピは、長崎県漁連様いちおしの養殖シマアジを主としたもので、素材の味を楽しめるようシンプルな味付けにしました。高級で味の濃いシマアジを刺身と炙り刺身で味わい、アラも捨てる所なく簡単に調理して食べることができました。また、2人で1尾捌くようにしたため学生たちが魚に触れる機会を多く設けることができました。
普段あまり会う機会の少ない合同クラスでの実習だったようですが、学生たちは班で協力して助け合いながら作業をしていました。体の向きや包丁の持ち方の工夫を伝えるとすぐに吸収して実践していました。
このような機会を通して、水産や魚食に興味を持って学びを深めてもらい、将来的に食に関わる仕事や消費者として魚食普及に貢献できれば幸いです。
最後になりましたが、この様な機会をくださった相愛大学の先生方、共催の長崎県漁業協同組合連合会様、長崎県大阪事務所県様、協賛の大日本水産会様に感謝申し上げます。
今後も弊社は、様々な形で産官学(生産者・行政・学校・販売)と連携しながら持続可能な食育活動を推進していきます。
- (株)大水 旬の魚レシピ クリスマス さかなの日
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各支社で「のぼり」を立てて、さかなの日をアピールしています!
- ~「大阪本場お魚まつり」を開催しました~
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大阪市水産物卸協同組合
当組合主催によります、大阪本場お魚まつり〔「共催:大阪市中央卸売市場綜合直売協同組合、大阪淡水魚貝組合」「後援:大阪市教育委員会」「協賛:㈱うおいち、㈱大水」〕を11月17日(日)に開催しました。本イベントは、魚食普及や市場の存在意義を知っていただくために企画し、約10,000名の方々にご来場いただきました。
ステージイベント(マグロ解体ショー・模擬セリ・吹奏楽演奏会・ダンスショー・ヒーローショー)、水産物販売・青年会ブース(お魚ビンゴ・千本引き・スーパーボールすくい)、フードブースなど様々な催し物を用意し、来場者の皆様にお楽しみいただきました。
- 〜第20回おさかな絵画コンクール 受賞作品が決定しました〜
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大阪おさかな普及協議会主催の第20回おさかな絵画コンクール〔「後援:大阪府、大阪府教育委員会、大阪市、大阪市教育委員会」「協力:(一社)大阪市中央卸売市場本場市場協会、(公財)大阪府漁業振興基金」〕の審査会が、10月8日に大阪市水産物卸協同組合の第1会議室にて開催され、大阪府知事賞や大阪市長賞をはじめ受賞作品52点を決定しました。
表彰式は、10月26日に大阪市中央卸売市場本場の業務管理棟16階大ホールにて行われ、また11月4日には、岡田浦漁港にて入賞者とその家族を対象に地引網体験会が開催されました。受賞作品は、11月17日に開催しました「大阪本場お魚まつり」にて展示しました。
大阪府知事賞(高校生の部)受賞作品
大阪府知事賞(中学生の部)受賞作品
大阪市長賞(小学4年生以上の部)受賞作品
大阪市長賞(小学3年生以下の部)受賞作品
表彰式の様子展示の様子
- 《資料室からのご案内》
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資料室は下記のとおり業務しております
・土曜日以外の開場日
・午前9時~午後3時静かな環境で、ゆっくり、各種の資料をお調べいただけます。
閲覧用の新聞は次のとおりです・日本経済新聞
・日経MJ
・日本食糧新聞
・農経新聞
・みなと新聞
・水産経済新聞
・食品市場新聞
・日刊シーフーズ・ニュース【新刊案内】
『野菜情報』 10月:「漬物力」の承継・発展で地元の漬物文化を守る
~秋田県横手市の漬物製造継続支援の取り組み~11月:空飛ぶ野菜 鮮度保持と物流問題を空陸一貫輸送による流通トータルコーディネートで解決
~株式会社日本産直空輸の取り組み~(農畜産業振興機構) 『果実日本』 10月:亜熱帯果樹を展望する
11月:果樹産地を担う後継者
(日本園芸農業協同組合連合会) 『全水卸2024』 9月:農林水産省発表の「食品流通をめぐる情勢(2024年6月)に見る注目点」
11月:令和6年版水産白書2024から
-卸売市場との関りを考慮に入れて-(全国水産卸協会) 『アクアネット』 9月:魚の物流2024~新ルールと対応のヒント~
10月:選別・仕分けの効率化~現場起点の創意工夫~
11月:インバウンドと向き合う~既存コンテンツを活かす~
(湊文社) 『海外漁業協力』 №108:世界の魚市場 ミクロネシア連邦 ポンペイ州の魚販売所
(海外漁業協力財団) 『FRANEWS』 №79:水産物と毒
№80:どうなる?マダコ!
(国立研究開発法人水産研究・教育機構) 『日本水産資源保護協会 季報』 №580:2024秋
(公益社団法人日本水産資源保護協会) 『食品産業動向調査結果』 令和6年1月調査
・食品産業の景況について
・国産農林水産物の利用・調達について 他令和6年7月調査
・食品産業の景況について
・今後の経営発展に向け、取り組みたい課題等について 他(日本政策金融公庫 農林水産事業) 『食の志向に等に関する調査結果』 令和6年1月調査
・食に関する志向
・国産品かどうかを気にかけるか 他令和6年7月調査
・食に関する志向
・国産品かどうかを気にかけるか 他(日本政策金融公庫 農林水産事業) 『食と健康』 10月:食品取扱者のためのノロウイルス食中毒対策と落とし穴
11月:景品表示法とステルスマーケティング
(日本食品衛生協会)