鱈と茸の蒸しもの -吉野餡-

12月の旬の食材:
鱈(たら)

日本ではマダラ、スケトウダラ、コマイなどがいるが、単に「タラ」と呼んだ場合はマダラを指すことが多い。
12月から2月までの厳寒期が旬で、身は脂肪が少なく柔らかい白身で大変美味である。

鱈と茸の蒸しもの
-吉野餡-

clock 45分  fire 153Kcal(1人分)

材料(4人分)

鱈切り身2切れ(100g×2)
えのき茸1袋
椎茸2枚
菊菜1/2束
銀杏6粒
大根5cm
柚子適量
ニンジン2cm
水溶片栗粉適量
[A]
└鰹だし300cc
└淡口しょうゆ大さじ1杯
└みりん大さじ1杯
└酒大さじ1杯
└塩小さじ1杯

作り方

[ 1 ] 鱈を霜降りにする

鱈切り身は2つに切り薄塩を振り15分間置き、霜降り(熱い湯にくぐらす)して冷水に取る。 冷えたらふきんで水分を取る。

[ 2 ] 野菜の下処理

えのき茸を2等分に分ける。椎茸はいしずきを取る。
ニンジンは4枚に切りもみじ形にぬいて下湯でする。

[ 3 ] 銀杏の淡皮をとる

銀杏は鬼皮をとり、鍋に入れて少量の水と塩を入れ中火にかけ、穴空きオタマでこすりながら淡皮をとり水にさらす。

[ 4 ] 野菜を茹で、水気を切る

菊菜は塩茹でし水にさらししぼる。
大根はおろして水気を切り柚子の表面をすりあわせる。

[ 5 ] 鱈を蒸す

1人前の器に[1]を盛り酒を適量ふりかけ、蒸気のあがった蒸し缶に入れ強火で3分、弱火で7分間蒸す。
えのき茸をかぶせさらに3分間中火で蒸し、[3][4]を盛りつける。

[ 6 ] あんを作る

調味料(A)を鍋に入れ火にかけ水溶片栗粉を引きあんを作る。

[ 7 ] 盛り付ける

[5]に[6]をたっぷりかけ[4]をのせる。

お料理のポイント

電子レンジを使用するときは、1人前の器に[1]を盛り、酒をふりかけラップをかけ、穴を少しあけ3〜4分加熱する。
[2][3]を盛りさらに2分加熱。

レシピ協力:祥雲 (SHO-UN)