12月の旬の食材:
鯖(サバ)
古くから日本人になじみの深い食用魚である。太平洋各地で水揚げされるサバは秋が旬で「秋サバ」と称されるが、九州沿岸で水揚げされるサバは冬が旬であり「寒サバ」と称され、脂がのって品質が良いことから高値で取引される。
寒鯖の炙り焼き
-蕪のピクルスを添えて-
30分 500Kcal(1人分)
材料(4人分)
[炙り焼き]
└ 刺身用鯖(大きめ)1匹
└ 塩40g
└ 砂糖10g
[ピクルス]
└ 蕪(小)2個
└ 米酢(又はりんご酢)60㏄
└ 白ワイン60㏄
└ 水60㏄
└ 砂糖10g
└ 塩5g
└ ローリエ1/2枚
[わさびオイル]
└ オリーブオイル50㏄
└ レモン汁10㏄
└ わさび10g
└ 塩適量
作り方
[ 1 ] 鯖の下処理
鯖は、水洗いの後、3枚におろし、骨をきれいに取り、塩と砂糖をふり、20分置く。
塩と砂糖を水で洗い落とし、水分を充分に拭き取り、皮をひく。
[ 2 ] バーナーで焼く
皮のついていた方をバーナーで焼く。
(バーナーが無い時は、テフロンのフライパンで素焼きするか、又は、金串をうって、直火で炙る)
食べやすい大きさにカット。
[ 3 ] ピクルスを作る
鍋にピクルスの漬け汁の材料すべて入れ、沸騰させ、冷ましておく。
蕪は水洗いし、皮をひき、小切りにし、塩をふり、5分置く。
塩を水で洗い流し、水切りし、冷めた漬け汁に漬け込む。
出来れば半日以上漬け込む。
[ 4 ] わさびオイルを作る
ボールに材料すべてを入れ、良く混ぜ合わせる。
[ 5 ] 盛り付ける
お皿に、ピクルス、鯖を盛り、鯖にわさびオイルをかける。
お料理のポイント
鯖は、ほんのり温かい状態でも、冷蔵庫でさましてからでも、どちらもおいしい。
皮をひかずに調理する場合は、よりしっかり炙るようにする。
蕪は、白と赤を使うと、いろどりが美しい。
但し、その場合は、別々に漬け込み、赤蕪は、白蕪に比べて硬いので、少し長めにつけ込んでください。
秋の秋刀魚で作ってもおいしいです。
レシピ協力:リーガロイヤルホテル(大阪)