12月の旬の食材:
鱈(タラ)
ほとんどの種類は寒帯・亜寒帯の冷たい海に分布する海水魚である。身は脂肪が少なく柔らかい白身で、鱈ちりなどの鍋料理や、棒鱈などの干物、バカラオなどの塩蔵品、魚肉ソーセージなどの練製品として利用される。
真鱈とじゃがいものクリーム煮
30分 361Kcal(1人分)
材料(4人分)
鱈300g
じゃがいも250g
にんにく1片
牛乳200ml
生クリーム100ml
バター30g
エキストラヴァージンオイル20ml
イタリアンパセリ適量
ラディッシュ適量
ロマネスコ適量
パン適量
塩適量
作り方
[ 1 ] 鱈の下準備
鱈の皮をそぎ取り、2~3cm程度にぶつ切りする。じゃがいもの皮をむき、鱈と同じくらいの大きさに角切りする。
[ 2 ] 材料を火にかける
小鍋に[1]とにんにく・塩・牛乳を加えて、火にかける。
[ 3 ] 木杓子でつぶす
まんべんなく火が通るようにかき混ぜながら、柔らかくなってきたら木杓子でつぶしていく。
[ 4 ] 生クリームとバターを加える
全体が荒く潰せたら、生クリームとバターを加え、塩で味を調えて、火からおろす。
エキストラヴァージンオイルを混ぜ加え、香を出す。
[ 5 ] 盛り付ける
4等分した[4]を皿に盛り、みじん切りしたイタリアンパセリを振りかける。
ラディッシュと茹でたロマネスコを飾り、トーストしたパンを添える。
お料理のポイント
・解凍ものの鱈の場合、牛乳は少し多めに(250mlくらい)。
・深みのある小鍋を使用した方が良い。
・ロマネスコとは、カリフラワーの仲間で、味はブロッコリーに近い、最近流通し始めた野菜。
もちろん、ブロッコリーでもOK。飾りは、お好きな食材をお楽しみください。
・ボリュームを出すためにじゃがいもと一緒に煮込んだ、元々は干し鱈を使った北イタリアの郷土料理。
暖炉でコトコト、勝手に出来上る料理を生鱈でアレンジ。
レシピ協力:リーガロイヤルホテル(大阪)