チキンの伊予柑煮

3月の旬の食材:
伊予柑(いよかん)

日本で生産される柑橘類では、ウンシュウミカンに次ぐ生産量の果物である。明治時代に山口県阿武郡東分村(現:萩市)で発見されたのが最初とされる。名前は育ちの地である伊予国(愛媛県の旧令制国名)にちなんでつけられた。

チキンの伊予柑煮

clock 30分  fire 295Kcal(1人分)

材料(4人分)

鶏手羽12本
小さじ1/3
こしょう少々
大さじ1
なばな1束
伊予柑(輪切り用)半個
[A]
└伊予柑(絞り用)1個半
└水
└白ワイン大さじ3
└砂糖大さじ1
薄口しょうゆ大さじ1
レモン汁大さじ1

作り方

[ 1 ] 手羽先の下処理

鶏手羽は先の部分を切り落とし皮面に切り込みを入れ、塩・こしょうをする。

[ 2 ] なばなの下処理

なばなは茎の硬い部分を切り落とし、半分に切る。塩茹でし、軽く水気を絞っておく。

[ 3 ] 伊予柑を輪切りに、1個半は絞る

伊予柑半分は皮をむき、4枚の輪切にする。1個半は絞り、果汁と水と合わせて150mlにしておく。

[ 4 ] 手羽先を焼く

フライパンに油をひき、[1]の鶏手羽の表面を強火でこんがり焼き、余分な油はペーパーでふき取り(A)を加え中火で煮る。
途中でしょうゆをまわし入れ、煮汁が1/3程度になるまで煮、仕上げにレモン汁を加える。

[ 5 ] 輪切りにした伊予柑を加える

残った汁に輪切りにした伊予柑を入れ、煮立ったら火を止める。

[ 6 ] 盛り付ける

器に鶏肉・伊予柑・なばなを盛りつける。

お料理のポイント

フライパンひとつで簡単にできます。伊予柑の自然な甘さ、酸味を生かした一品です。

レシピ協力:大阪市立環境科学研究所附設栄養専門学校 同窓会有志みどり会