7月の旬の食材:
鱸(スズキ)
産卵期である冬に多獲されて多く市場に出回るために旬が冬とされることがあるが、この時期は生殖腺に栄養が多く必要なため体は痩せて肉質は非常に悪い。スズキの肉質がよくなるのは夏で、夏のスズキはよく太って非常に美味である。
スズキのポワレ夏野菜のタブレ
40分 150Kcal(1人分)
材料(2人分)
スズキ70g程度を4切
バジル4枚
オリーブオイル20g
[ラタトゥイユ]
└ 赤パプリカ30g(1/4個程度)
└ 黄パプリカ0g(1/4個程度)
└ 玉ねぎ30g
└ なす30g
└ ズッキーニ30g
└ ホールトマト1缶
└ にんにく少々
└ オリーブオイル
[クスクス]
└ クスクス100g
└ 水100g
└ 塩2g
└ オリーブオイル10g
作り方
[ 1 ] クスクスを作る
鍋に入れて沸かした水・塩・オリーブオイルをクスクスにかけて、蓋又はラップをかけ、10分ほど蒸らす。
[ 2 ] ラタトィユを作る
鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ、火にかけて香りを出し、野菜を炒める。ホールトマトを砕いて鍋に加え、煮込む。クスクスと混ぜ合せるため、汁は多めに仕上げる。
[ 3 ] クスクスとラタトィユを混ぜ合わせる
クスクスとラタトィユを混ぜて皿に平たく盛る。あれば、目玉焼きやパンケーキに使うリング等で丸く型取る。
[ 4 ] スズキを焼く
フライパンにオリーブオイルをしき、塩をふったスズキの皮目を下にして、こんがりと焼く。
スズキの身に、スプーン等でオリーブオイルを掬いかけながら、身は返さず十分に加熱する。最後に身を返し、軽く焼くと出来上がり。
[ 5 ] 盛り付ける
タブレの上にスズキを盛付け、乾燥させたバジルを砕いて散らす。
お料理のポイント
タブレとは、野菜やミント等とクスクスを混ぜたサラダのこと。盛付例のように丸く型取らず、付け合わせのように、スズキの横に盛り付けてもOKです。
スズキを焼く際、フライパンのオリーブオイルをかけながら加熱することにより身が硬くなりにくく、おいしく仕上がります。
魚を焼く際、風味豊かに仕上げたい場合にはオリーブオイルを、より魚の味を生かしたい場合にはグレープシードオイルをと、オイルを使い分けるのもオススメです。
バジルはパリパリに乾燥するまで、様子を見ながら電子レンジで10秒づつ加熱しておく。
レシピ協力:リーガロイヤルホテル(大阪)