蛤のチャウダー

3月の旬の食材:
蛤(ハマグリ)

日本人にとって非常に古くから親しまれてきた食材で、『日本書紀』にも記述がある。
吸い物やクラムチャウダー、鍋物の具、酒蒸し、焼き蛤、佃煮、土瓶蒸し、串焼き、寿司など、幅広い料理で利用される。

蛤のチャウダー

clock 45分  fire 167Kcal(1人分)

材料(4人分)

360g
480㏄
人参40g
玉葱100g
じゃがいも1個
ベーコン2枚
バター10g
固形ブイヨン1個
生クリーム40㏄
片栗粉大さじ1
パセリ 塩

作り方

[ 1 ] 蛤を剥き身にする

砂出しした蛤はよく洗い、鍋で水から火にかけ、口が開いたら取り出して剥き身にする。茹で汁は捨てずにおいておく。

[ 2 ] 人参、玉葱、ベーコンをソテーする

人参、玉葱、ベーコンは色紙切りにして、鍋にバターを熱して弱火でゆっくりソテーする。
焦がさないようにこまめに少量の水を足しながら約20分ぐらいかけて、ゆっくり甘味を引き出す。

[ 3 ] 蛤の茹で汁で煮る

蛤の茹で汁を漉して、皮をむいて色紙切りしたジャガイモと固形ブイヨンを加え、しばらく煮立る。
じゃがいもが柔らかくなれば、塩加減し、水溶き片栗粉で軽く濃度をつける。
[1]の剥き身を戻し、一煮立ちさせ生クリームを加え、すぐに火を止める。

[ 4 ] 盛り付ける

器に盛り付けてからパセリのみじん切りを散らす。

お料理のポイント

・市販の蛤は概ね砂出し済ですが、念のため、海水程度(約3%)の塩水に2~3時間そっと浸し、砂出しします。
・牛乳ではなく、乳脂肪分の高い生クリームで仕上げることにより、だしの旨みを活かしたコクのある味わいに仕上がります。

レシピ協力:リーガロイヤルホテル(大阪)