蕪のロワイヤル カプチーノ仕立て

1月の旬の食材:
蕪(カブ)

生食より煮物や味噌汁・シチューの具材として利用が多いが一部では蕎麦の薬味として大根おろしの様に利用される。加熱すると一転して非常に柔らかくなるため、ダイコンのように煮込む料理には向かない。浅漬けなどの漬物に加工される。

蕪のロワイヤル カプチーノ仕立て

clock 45分  fire 292Kcal(1人分)

材料(4人分)

蕪(中)4個
固形スープ4個
1200ml
生クリーム100ml
バター20g
[ ロワイヤル ]
└ 全卵20ml
└ 生クリーム90ml
└ 塩少々
[ デコレーション ]
└ 浅葱又は細ねぎ適量
└ 牛乳(泡立て用)少々

作り方

[ 1 ] 蕪をくり抜く

蕪は、皮をむいて、蓋になる部分と、器になる部分に切り分ける。
器になる部分は1cm程度の厚みを残し、スプーンで身をくりぬく。

[ 2 ] 蕪を煮る

鍋にスープを沸かし、器と蓋とくり抜いた部分すべてを入れて煮る。
柔らかくなれば蓋と器部分を鍋から取り出し、別の器に煮汁500mlをとりわけて、その中につけ込みながら冷ます。

[ 3 ] 取り出した後も煮詰める

蓋と器部分を取り出した後、残りを半量程度になるまで煮詰める。

[ 4 ] 蕪をピューレ状にする

[3]をミキサーにかけ、ピューレ状にしておく。

[ 5 ] ロワイヤル生地を作る

全卵と生クリームをよく混ぜ合わせ、軽く塩で味をととのえる。

[ 6 ] 蕪を蒸す

さました蕪の器に[5]を流し入れ、茶碗蒸しの要領で約20分蒸す。

[ 6 ] 生クリーム、バターを加える

[4]を加熱し、生クリームとバターを混ぜ加える。

[ 7 ] 蒸しあがった蕪を盛り付ける

蒸しあがった蕪を深皿に盛り、その周りに[6]を流し入れる。
デコレーション用の牛乳を攪拌機で泡立てておき、蕪の上にその泡を盛り、蓋の部分を飾る。
仕上げに小口切りした浅葱をパラパラと振りかける。

お料理のポイント

蒸し器が無ければ、電子レンジや湯煎も可。
[2]でつけ込みに使用した煮汁は、蕪を取り出した後、冷蔵・冷凍保存しておくと、後日、カレーやシチュー等の煮込みに活用できます。

レシピ協力:リーガロイヤルホテル(大阪)