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かれんとオーシー


2021年 Vol.101 2021.06.15 発行
優良せり人に対し市長感謝状が贈呈されました!

大阪市中央卸売市場 企画担当

令和3年3月22日(月)、令和2年度優良せり人に市長感謝状が贈呈されました。

制度の趣旨は、永年にわたり、せり人としてその職務に精励し、市民の食生活安定に寄与した優良せり人に対し、市長感謝状が贈呈されるものです。

今年度、各卸売会社より推薦され、選考されたせり人の人数は次のとおりです。

〇 大果大阪青果株式会社  3名
〇 大阪中央青果株式会社  3名
〇 株式会社うおいち    1名
〇 東果大阪株式会社    2名
〇 株式会社大水東部支社  1名

お問い合わせ先   
市役所 企画担当 電話6469-7935


夏に増える食中毒にご注意

大阪市中央卸売市場食品衛生検査所

食中毒は一年中発生していますが、気温や湿度が高い68月は、食中毒の原因となるO157O111などの「腸管出血性大腸菌」、水温が高くなる夏季の魚介類で生育が増える「腸炎ビブリオ」、汚染された食肉や水の加熱不十分によって起こる「カンピロバクター」などの細菌の増殖が活発となるため、これらを原因とした食中毒が発生しやすくなります。

食中毒を防ぐ「3つの原則」

中央卸売市場ではもちろん、家庭でも気をつけるべき直中毒を防ぐ原則として
「つけない」「増やさない」「やっつける」という三原則があります

手にはさまざまな雑菌が付着しています。
食中毒の原因菌を食べ物に付けないように、調理を始める前や生肉や魚、卵などを取り扱う前後は、必ず手を洗いましょう。また、調理の途中でトイレに行った後や、鼻をかんだ後も必ず手洗いが必要です。

細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になりますが、10℃以下では増殖がゆっくりとなり、マイナス15℃以下では増殖が停止します。食べ物に付着した菌を増やさないためには、低温で保存することが重要です。
また、冷蔵庫に入れても、細菌はゆっくりと増殖しますので、早めに食べ切ることが大事です。

細菌の多くは熱に弱いため、肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安全です。特に肉料理は中心までよく加熱することが大事です。
中心部を75℃で1分以上加熱することが目安です。
ふきんやまな板、包丁などの調理器具にも細菌が付着します。
特に肉や魚、卵などを使った後の調理器具は、洗剤でよく洗ってから、熱湯をかけて殺菌しましょう。

中央卸売市場で生鮮食品を扱う事業者の方々の場合、上記の内、「つけない」と「増やさない」が重要になってきます。

食中毒注意報の発令について

7~9月に食中毒事件が多発するこの時期に、大阪市では食中毒が発生しやすい条件になる日に「食中毒注意報」を発令して、消費者並びに食品等事業者の方々に対して食中毒防止に関する自覚の高揚を図るとともに、食品等の衛生的な取扱いについて注意を喚起しています。

〇保健所各生活衛生監視事務所、各区役所及び中央・東部市場食品衛生検査所、食肉衛生検査所において
食中毒注意報発令中」の掲示を行っています。

〇テレホンサービスで24時間テープ案内の情報提供を行っています。

〇大阪市食品安全情報発信ツイッター【大阪市食品安全ニュース】
(@ocfs_news)にて、情報提供を行っております。

是非ご活用いただき、食中毒予防月間を乗り切りましょう!

<参考>

〇厚生労働省 「食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント」
https://www.gov-online.go.jp/featured/201106_02/index.html

〇大阪市 「食中毒予防の三原則と家庭でできる食中毒予防」
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000006592.html

〇大阪市 「食中毒予防月間について」
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000005713.html


第17回「おさかな」絵画コンクール募集要項

大阪市水産物卸協同組合

海の恵み・川の恵み・池の恵み・自然の恵み!
よく見て、よく考えて、思いっきり描こう!

大阪おさかな普及協議会は中央卸売市場の事業者で組織されており、大阪府・市民の方への生鮮食料品の安定供給のため事業を継続してまいりました。しかし昨年より続く新型コロナウイルス感染症拡大による自粛の影響や鮮度が重視される生鮮水産物の貯蔵性の問題などから需要が減少し、水産業界全体が大きな影響を受けております。このような状況の中で、永年続いて参りました「おさかな絵画コンクール」を開催し魚食普及のPRをすることは、市場関係者をはじめ産地の漁師さんたちの応援になるものと思います。各種のイベント中止が続いておりますが、当協議会は昨年もコンクールを開催し、例年並みの応募もあり無事に終えることができました。絵画は工夫次第で感染防止に配慮した取組みが可能な催しと思われ、感染拡大の終息も見えない中ではありますが、おさかなを通じて子供たちとご家族に、海の恵みへの感謝、魚食の大切さ、それに携わる多くの方への感謝の心を食育の一環として再認識していただくためにも、今年も開催いたします。

【募集期間】

令和3年7月1日~9月30日(当日消印有効)

【審査日程】

審査:10月上旬予定

【応募資格】

大阪府下の高校生以下

【部門】

①高校生の部  ②中学生の部  ③小学生4年生以上の部  ④小学生3年生以下の部

【テーマ】

おさかな(おさかなを自由に表現してください)

【応募規定】

◎サイズ/四つ切画用紙
◎画材/水彩絵の具、パステル、クレヨン、色鉛筆など
◎応募用紙、又は作品の裏に必要事項(住所・氏名・年齢・学校名・学年・クラス・作品のテーマや
 簡単な説明分)を記入のうえ、作品の裏に貼り付けてください
◎作品は未発表の作品に限ります。また、応募作品の返却はいたしません。
 ※応募作品の著作権は主催者に帰属します
 ※応募用紙に記入いただいた個人情報は、本コンクールに関する審査および結果等の通知や作品の確認以外に
 使用いたしません

【応募先】

〒553-0005 大阪市福島区野田1-1-86 大阪市水産物卸協同組合内 大阪おさかな普及協議会 宛
TEL:06-6469-3908  ※発送、もしくは持込でも可

【発表】

令和3年10月中旬  ※入賞者の方は、学校・絵画教室を通じてもしくは個人にご連絡します

【展示発表】

令和3年10月下旬より約5ヶ月 大阪市中央卸売市場本場内1F研修室にて展示

【表彰式】

授与式:令和3年10月30日(土)10:00~ 大阪市中央卸売市場本場 業務管理棟16階大ホール
※今年度の表彰式の開催については、新型コロナウイルス感染症の状況により変更する場合もございます

【賞】

①高校生の部

入賞数副賞
大阪府知事賞1名2万円相当の図書カード
大阪府教育委員会賞1名1万円相当の図書カード
大阪おさかな普及協議会賞1名5千円相当の図書カード
入賞10名3千円相当の図書カード

②中学生の部

入賞数副賞
大阪府知事賞1名2万円相当の図書カード
大阪府教育委員会賞1名1万円相当の図書カード
大阪おさかな普及協議会賞1名5千円相当の図書カード
入賞10名3千円相当の図書カード

③小学生4年生以上の部

入賞数副賞
大阪市長賞1名1万円相当の図書カード
大阪市教育委員会賞1名7千円相当の図書カード
大阪おさかな普及協議会賞1名3千円相当の図書カード
入賞10名2千円相当の図書カード

④小学生3年生以下の部

入賞数副賞
大阪市長賞1名1万円相当の図書カード
大阪市教育委員会賞1名7千円相当の図書カード
大阪おさかな普及協議会賞1名3千円相当の図書カード
入賞10名2千円相当の図書カード
【審査委員会】

大阪おさかな普及協議会の構成委員および外部委員からなる審査委員会を設置し、厳正な審査を行い賞を決定します

【入選作品の利用】

入選作品の中から、市場PRのためにカレンダー等に使用する場合があります

【主催】

大阪おさかな普及協議会

【後援】

大阪府、大阪府教育委員会、大阪市、大阪市教育委員会(申請中含む)

【協力】

一般社団法人大阪市中央卸売市場本場市場協会 公益財団法人大阪府漁業振興基金

◎昨年度の入賞作品

2020年大阪府知事賞 高校生の部

2020年大阪府知事賞 中学生の部

2020年大阪市長賞 小学4年生以上の部

2020年大阪市長賞 小学3年生以下の部


本場開設90周年記念事業(式典・祝賀会・イベント)の中止

本場開設90周年記念事業委員会、記念式典準備委員会、記念イベント準備委員会において、記念事業の開催に向けて検討を重ねていただきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大等により中止することになりました。


令和3年 天神祭中止のお知らせ

令和3年7月25日の天神祭については、大阪府の新型コロナウイルスの感染拡大や、重症者病床の逼迫、変異株の拡大等により、天神祭渡御行事保存会が陸渡御、船渡御の中止を決定しました。


《資料室からのご案内》

【新刊案内】

『平成30年漁業・養殖業生産統計年報』(農林水産省大臣官房統計部)
『平成30年青果物卸売市場調査報告』(農林水産省大臣官房統計部)
『第94次農林水産省統計表』(農林水産省大臣官房統計部)
『令和2年度水産物販売促進緊急対策事業報告書』(国産水産物販売促進協議会)
『令和2年度水産物販売促進緊急対策事業 美味しく食べる ウエカツレシピ』(国産水産物販売促進協議会)
『海洋白書 2021』(公益財団法人笹川平和財団)
『野菜情報』

3月:加工・業務用野菜生産拡大の取り組み  

4月:ブランド資産としての品種の価値
~ブリーダーが語る 消費者に伝わる農産物の魅力~

5月:種苗法改正の概要

6月:世界のトウガラシ類とその機能性

(農畜産業振興機構)
『果実日本』

2月:果樹園用機械の最新動向

3月:コロナ禍における果実流通
青果物輸送の最新動向

4月:今年の重要病害防除策

(日本園芸農業協同組合連合会)
『全水卸2021』

5月 物流施設優先先の市場整備をめざす
~広島中央市場で「機能配置」論議~

(全国水産卸協会)
『アクアネット』

3月:代替手段”の発展性~窮策とブレイクスルー~

4月:コロナ渦中の魚食普及~繋ぐ・届ける・楽しむ~

5月:コロナ渦中の水産物流通
~変わったこと・変わらないこと~

(湊文社)
『海外漁業協力』

No93:タンザニア連合共和国 ダルエスサラーム魚市場

No94:マダガスカル共和国 バザールベイ魚市場

(海外漁業協力財団)
『食と健康』

3月:有毒植物による食中毒とその対策

4月:HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の実践と定着

5月:食品衛生法改正に伴うHACCPに沿った衛生管理の制度化について

(日本食品衛生協会)